鳥海ブルーラインの概要

鳥海ブルーラインは山形県遊佐町と秋田県にほか町(旧象潟町)をつなぐ鳥海山の山岳道路です。旧有料道路です。

名称は「鳥海有料道路」ですが、現在は無料で通ることが出来ます。
2001年より無料開放されました。
全長は34.9kmです。

冬季は閉鎖され全面通行止めとなります。
通行期間は4月下旬から10月下旬です。

ブルーラインの「ブルー」は日本海の青い海と鳥海の青い大地、そして青空を意味しています。

ライダーにとってはワインディングした道路と壮大な展望が魅力となっていて、多くのツーリングライダーがブルーラインを訪れます。
ドライブコースとしても人気のコースとなっています。
無料なので気軽に行けるのもポイントです。

秋田や山形からはもちろん、他県から訪れる人も多いです。


鳥海ブルーラインへの問い合わせは遊佐町産業振興課へ
遊佐町産業振興課
山形県遊佐町大字吹浦地内
0234-72-3311

アクセスは久留間で山形道酒田みなとICから国道7号経由約40分。

正式な路線名は以下の通りです。
秋田県道131号鳥海公園小滝線
山形県道210号鳥海公園吹浦線

通行止めなどの規制情報は「山形県 道路規制情報」を確認してください。
http://dww.pref.yamagata.jp/douro/index.html

鳥海山の観光と眺望(ツーリング・ドライブ)

鳥海ブルーラインは観光道路としても有名です。

鳥海山(標高2236m)を縦断するように道が続きます。
海抜ゼロから1,100メートルまで一気に登って行きます。

出羽富士とも言われる鳥海山の綺麗な眺望を見ながらのドライブ・ツーリングができるのも魅力です。
総延長34.9キロの間には多数の展望台が設けられています。

途中には国民宿舎「大平山荘」があり、宿泊も可能です。

毎年4月下旬に開通しますが、開通直後の時期は雪の残る中で鳥海山の眺望を楽しむことができます。
道路の両脇に高く雪が残るブルーラインは、さながら雪の回廊のようで印象的です。

5~6月に新緑、7~8月に高山植物、10月には一面の紅葉が見られます。
季節によって姿を変える自然の美しさを感じることができます。

鳥海山は独立峰のため、日本海も一望できます。
夕方なら日本海の美しい夕陽が望めます。